今回の旅の最後に、とっても素敵なレストランに出会いました!

バレンシアの少し上の小さな町、アルコセブレ。壮大な山とどこまでも続く海に囲まれたこの町レストラン「Can Roig」。
ヤシの木とアーチになった緑の葉がここのエントランス。
中に一歩入るとウエイターのナイスガイ達が笑顔で「Hola!」とテーブルまで案内してくれました。

スペイン全土のbest restaurantsに選ばれたこのレストランは、豊富なシーフードや美味しいお酒で舌の肥えた地元の人が、「何を食べてもとにかく美味しい!」と絶賛するほど。

そんな舌の肥えたアルコセブレ在住のJohanにオーダーを任せると、最初に出てきたのはスペインの食事には欠かせないpan con tomate(パン・トマト)と極上のJamon(生ハム)。
レストランの天井に甘味を増すように吊るされた、たくさんのトマトをを惜しげもなく使ったpan con tomate。その上にJamonをのせてパクリ!これだけでお腹いっぱいになってしまうくらい、ビールに良く合い、皆、とる手が止まりませんでした。

あさりやムール貝の前菜を平らげ、シャンパンと共にメインディッシュは豊富な魚介類のグリルを頂きました!

どれもこれも頼みすぎ!と思うほどの数のお皿がテーブルに並び、美味しいお酒を飲みながら、時間をかけて食事をする"VIVAスローライフ"なスペイン人。
友人のセテ曰くスペイン人はお皿が空になるのを嫌がるのだそうです。(あくまでも彼の説なので一般論かは不明・・・)

そして最後にはもちろんデザートも。チョコレートムース、ブラウニーなどチョコのお皿に、春巻きの様なクレープ生地を揚げて、アイスを添えたベリーソースで味付けされたデザート。(名前を聞き忘れたの!)。味はもちろん、、お皿の上はアートそのもの!目でも満足、味でも満足。シェフのこだわりが感じられました。

デザートと一緒にコーヒーや紅茶、食前酒ならぬ食後酒まで頂き、スペイン最後の夜をスペインのベストレストランで締めくくったのでした。





Can Roig

Playa Manyetes, s/n
Alcossebre, Castellon,
SPAIN
私達が頂いたメインディッシュ。
新鮮な海老、イカ、ヒラメにムール貝やその他魚たち。レモンを絞って頂きました。
名前を覚えてないのが残念!
こちらがベリーソースのデザート。
クレープ生地を揚げたようなものは温かく、アイスと相性バツグン!
話しに夢中になっているといつの間にかお皿は空に・・・
食後酒=chupitoのリキュールcrema catalana(左)と7年もののRum(右)。
お猪口くらいの小さなグラスに入って見た目はとっても可愛いが、アルコールがめちゃ強い。
食後酒と共に出てきたクッキー。
甘さ控えめで粗目砂糖がついてあり、一口大で頂ける。
実際テーブルには小さなお皿で出てきたが、中央テーブルの大きなお皿にのっていたので、その可愛さに終始気になっていた。
こちらがレストラン内の様子。
高い天井と大きな窓で開放感がある。
さっきまでおじいちゃん、おばあちゃんが子供や孫達と、話しに花を咲かせ家族揃ってテーブルを囲んでいました。
"espana gastronomica"に紹介されたCan Roig。
この本にはスペイン全土のベストレストランが紹介されている。
私も記念に一冊頂きました。